江東区住吉駅にある美容室Sugar(シュガー)

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縮毛矯正は何故傷む?その原因について

  • シュガーのパーマ、縮毛矯正

女性の王道ヘアである

ストレートロングに憧れる方は

多いと思います。

 

もともとくせ毛がない、

ストレートヘアなら問題ありませんが、

 

・クセ毛をまとまる様にしたい

・膨らみを抑えたい

・湿気で膨らむ髪をなんとかしたい

・年齢と共にパサついた髪を変えたい

 

など、理想の髪を手に入れる

手段の方法の一つとして、

美容室での施術、「縮毛矯正」が

あることは、皆さんご存知かと思います。

 

しかし、その縮毛矯正で傷んでしまったと

いう声も数多くあり、

髪の傷みが気になって、やめてしまった、

また、傷んだ過去の経験があるから

また挑戦しづらい、とうい方が

多くいらっしゃると思います。

 

その様な方に向けて

 

①どうして縮毛矯正が傷むのか

 

②傷ませない方法として当店Sugar(シュガー)

が選択している縮毛矯正の方法

 

此方をご紹介したいと思います。

 

 

①どうして縮毛矯正で髪が傷むのか?

 

・薬剤の過剰反応

 

まずは此方の図をご覧下さい。

図の棒グラフは、お客様の髪の毛に

クセを伸ばす為の薬剤を塗ってから

下から上に向かって薬剤が髪に浸透していき

時間経過と共にクセが伸びていく図になります

 

塗り始めてから下から上に向かって

クセの伸び具合、髪への傷み具合が

変化していくという事です。

 

傷んではいないけどクセが残る

グリーンゾーン

 

ちょうど良くクセ毛が伸びるピンクゾーン

 

通り過ぎると、傷んでしまうレッドゾーンに

なってしまう事を表した図になります。

 

まず美容室では、クセ毛であるお客様の

髪の毛に、クセを伸ばす為の薬剤を

塗っていきます。

 

そして、全部塗り終わったら

時間経過と共に髪のクセ毛が伸びて

くるのを待ちます。

 

具体的に何分で、というのは、

薬剤の持つパワーの強さにより

変わりますし、髪の傷み具合に

よっても変わってきます。

 

そして、図にある様に、時間や

浸透が足りないと、クセが残って

しまいますし、

行き過ぎてしまうと、髪が傷んで

しまうので、

 

ちょーーーどいい浸透具合で、

お流しに入らなければならないん

ですよね。

 

ここが美容師さんの腕の見せ所です。

 

で、縮毛矯正で髪が傷んでしまうというのは、

クセは伸びるのですが、

作用が「丁度良い」範囲を超えて、

薬剤が作用し過ぎて傷んでしまう。

 

という事なんです。

 

 

・薬剤の過剰反応+アイロンの熱

 

次にヘアアイロンで髪を伸ばす方法が

縮毛矯正の方法としては一般的なのですが、

何故、アイロンで挟んで伸ばすかと

いいますと、

アイロンの熱により薬剤の反応を高めて

ストレート効果を出す事で、

薬剤の効果だけでは

足りないストレート感、

「パリっ」と「ハリコシ」を感じる様な

ストレート感を形成する為です。

 

そして、

「アイロンって熱が強いから、

それで傷むのでは?」

 

と、思われると思いますが、

また此方の図をご覧下さい。

 


 

上記の図は、薬剤を塗布、放置時間をおき、

流してからアイロンを入れる前と

入れた後だと、薬剤の髪に対する

負担がどの様に進むのかを表しております。

 

 

この図の様に、髪が傷まず、少しクセが

残るくらいのグリーンゾーンでしたら、

アイロンで熱入れをする事で、

丁度良いピンクゾーンに入れられたり

します。

 

そしてピンクゾーンの下側あたりの浸透具合

でしたら、通常の温度か、髪が傷んで

いる様でしたら、少し温度を下げて

アイロンを入れれば、問題ありません。

 

さらに、ピンクゾーンだったとしても、

薬剤の浸透が、傷むレッドゾーンと

ピンクゾーンの境目あたりだったり、

アイロンを入れる前

から薬剤が浸透し過ぎていて、

すでにレッドゾーンだったとしたら、

アイロンでさらに傷むという事に

なります。

 

この様に、髪の毛に塗った薬剤の浸透具合

で傷むか傷まないか決まり、

後からアイロンの熱により、さらに

薬剤のダメージが重なりますので、

 

クセ毛を伸ばしつつ、

アイロンでその後ダメージする事も考え、

丁度良いピンクゾーンになるよう

美容師さん側が考えて調整しないと

傷むレッドゾーンになってしまうという

事になります。

 

 

まとめ)

縮毛矯正で髪が傷むのは、大体は

薬剤の過剰浸透、そこからのアイロンの

熱により、さらに傷む

 

 

次は、傷まない縮毛矯正を成功させる

為に当店シュガーが、

どの様な施術内容をしているのかを

ご紹介します。

 

 

②傷ませない方法として

当店Sugar(シュガー)

が選択している縮毛矯正の方法

 

※マメに毛髪をチェック

 

上記でご説明した様に、

縮毛矯正で髪が傷むのは

薬剤の過剰な浸透によるものです。

 

でしたら、薬剤が過剰に浸透、反応

してしまう前に、髪に浸透しているかを

確認できれば良いのです。

 

髪が縮毛矯正の薬剤で傷んでしまいそうな

状態というのは、

髪が「軟化」しているかどうかで

判断できます。

 

薬剤を髪に付けてから、時間経過と共に

髪がフニャフニャと柔らかい状態に

なっていくのです。

 

この髪の「軟化」というのは、薬剤に

含まれているアルカリ剤などにより軟化

するのですが、健康な髪はアルカリ剤は

たくさん必要ですし、傷みがひどい髪や、

もともと傷みやすい髪質の方は

アルカリ剤を少なく調合します。

 

軟化が進んで柔らかくなっても、

確認してまだクセが残っている様

でしたら、まだ時間を置かなければ

なりませんし、

クセが伸びつつ、軟化が進みすぎて

毛髪が傷んでチリチリする様な質感に

なりそうな場合は、

薬剤の反応をストップさせる為に

すぐ流さなくてはなりません。

 

やはり

「クセが伸びてる、でも傷みを感じさせない」

という、

丁度よーーい状態になってから、

お流しをしないといけないという事です。

 

それを確認する為に、シュガーでは

こまめな毛髪チェックを行います。

 

・塗り終わってから、最初に塗りはじめた

 所をチェック

 (塗り始めた所は薬剤の反応が最後に塗った

  所よりもすでに浸透が進んでますので、

  浸透が進み過ぎている場合は減力する

  お薬を付けます)

 

・塗り終わってからから15分後にチェック

 

 シュガーでは薬剤を塗り始めた時間から、

 お客様の髪の状態により変わりますが

 大体50分から1時間、経過してから

 お流しに入る事が多いです。

 その途中のお時間でも、傷みが進みやすい

 箇所があります。

 もみあげ、お顔周り、襟足、耳の後ろ等

 です。

 そこの部分は軟化し過ぎていないかどうか

 途中でチェックをしていきます。

 

・お流しする前にチェック

 

 時間を十分に置いたとしても、クセが残って

 いないかどうかチェックをします。

 前述した様に、

 「クセが伸びている、傷みも感じさせない」

 という丁度良いゾーンに持っていく事が

 重要です。

 そのゾーンを通り過ぎて

 傷んでしまうゾーンに入り切る前に、

 髪に減力剤を付けるか、お流しに入る

 様にしております。

 

 

※傷ませない最新の補強、補修剤を使ってます

 

補修、補強剤とは、縮毛矯正の薬剤を塗る

前に、前処理として付けたり、

薬剤そのものに5%〜10%混ぜたりする

事で、飛躍的に傷みが少なくなる

お薬の事です。

 

傷ませないカラーや縮毛矯正というのは

他の美容室でも宣伝していると思いますが

「本当に効果があるか?」

 

これが一番大事だと思います。

 

効果があるのか?というのは

 

・髪がごわつかず、柔らかい

・髪を指で触った感触でザラつきを感じない

 

この様な髪になる、または近づけば、

「効果がある」と言えるのですが、

素人であるお客様がはっきりと

「髪がキレイになった!」と実感できる

程の補修剤に、私、シュガーのサトウが

出会うまで、時間がかかりました。

 

シュガーで扱っている毛髪補強剤の

一部を紹介します。

 

・タンニン

 

縮毛矯正の薬剤に5%〜2%ほど混ぜる事で

髪のタンパク質に吸着して固めます。

縮毛矯正の薬剤は髪のタンパク質を溶かして

しまう事で、内部の成分が流出し、

傷んでしまうので、薬剤を浸透させ、

クセを伸ばしながら、タンニンで

固めていき、内部成分の流出を防ぐ、

という事ですね。

 

独特のハリコシのある髪になり、柔らかくて

パヤパヤ浮いてしまうような髪の毛を、

パリっとした固さにする効果があります。

 

 

・活性ケラチン

 

この活性ケラチンは、ちゃんと髪に

「シスチン結合」という科学的な結合をし、

髪に長い間くっついてくれます。 

 

髪と爪は「ケラチンタンパク質」で出来て

おりますので、それと同じ成分を

髪に入れて補強する事で、

「擬似健康毛」を作り上げます。

 

虫歯になった時は、虫歯を削って、

そこに詰め物をしてくれると思うのですが、

それと似た様な効果があります。

 

パサつき、ザラつきが少なくなり、内側に

詰まっている様な髪になります。

 

・プレックス系の処理剤

 

縮毛矯正やパーマ、カラーをすると、

髪のタンパク質が壊れてしまうのですが、

此方のお薬を2%混ぜる事で、

元々ある髪のタンパク質の分解を防ぎます。

 

縮毛矯正の場合は中間から毛先に塗る場合が

多いです。入れ過ぎてしまうとクセの

伸び具合が弱くなってしまうので。

 

直す、というより、今ある髪を壊さないよう

にする、という感触を、このお薬を

使ってから感じますね。

 

ブリーチ(金髪にする為の脱色)をしたとしても

このプレックス系のお薬を入れると

かなり傷みを感じません。

(傷みゼロではありませんが)

 

ここでSugarの矯正の写真

 

如何だったでしょうか?

縮毛矯正が何故傷む?という内容でしたが、

「原因」が、お客様側が理解できたとしても、

これから行くヘアサロンで傷まない、

または今の髪が治るわけではないのですが、

「何故傷むんだろう?」

「何故傷んじゃだんだろう?」

というモヤモヤした「不安」を

少しでも取り除くことが出来るのでは、

と思い記述させて頂きましたが。

 

病気も原因がわかれば少し

安心しますからね。

 

当然Sugar(シュガー)でも縮毛矯正は

メニューとしてございますので、

ご興味がある方は、ご予約

お待ちしております。

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